折田楓氏に見る個人主義

世相

今、折田楓氏についていろいろ言われているが、まず思うのは典型的な今時の個人主義な人だなということである。写真の映り方とか、SNSの感じとかから感じられるものである。

今の日本は個人主義がよしとされる世相だ。慶応のSFC出身の人が褒めそやされているが、一言で言えばあそこはただ個人主義礼賛の風土の所ではないのか。

最近の日本はそうで、自分さえ良ければいい、俺が俺がという感じである。これは決していい傾向ではない。

みんながそうなったら社会は必ずおかしくなる。過去の日本は私はいいです、私はいいですという謙譲の美徳の社会だったのでうまくいっていたのだ。

今というのは、台湾とか欧米の人が日本的思想を尊重し、日本人が逆に欧米的になっている。かのイーロン・マスクなんかはそうであるらしい。世界一の金持ちであるが、もうお金はどうでもいいというらしくて、

それで世直しのためにトランプ政権に参画しているとのことである。ちなみにイーロン・マスクはXに日本語で「侘び寂び」と日本語で投稿していて、みんながみんな富を追い求める西洋的でなく、日本的な“和”を尊んでいて、それだけ日本の思想に造詣が深いとのことである。

このように日本人が逆に欧米化して、劣化している。欧米人の方が逆に気づいているのかもしれない。

欧米人は歴史的に自分たちを高めてきた、宗教革命、産業革命などを経て、経済、科学技術だけでなく思想、人格も進化させ、現在がある。

だからこそ、世界で覇権をずっと手にし、かつ中心でいるのだろう。そして、最近では東洋哲学にいって、仏教、インド哲学、中国哲学などにいったのかもしれないが、その結果日本的思想にたどり着いたのではないか。気づかれてしまったのだ。

下手すると日本人が欧米人に抜かれることもあるかもしれない。これは由々しきことである。

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