このニチホ問題は前にも書いたように、日本赤軍、オウムの系譜の事象だと思っている。これは、日本人の“病気”の部分で、そういう遺伝子があるのではということである。
これらの事象というのは、行った人は大概優しくて、虫も殺さないような人たちで、それが一転してとてつもない残虐な行為をするのだ。それを国のため、世の中のためだとばかりに行ってしまうのだ。
だから、彼らは悪いことをしているという意識がないのだ。このニチホの取り巻き、信者も多分そうであるのだ。悪いのオウムのときはトップの麻原ぐらいで、ニチホの場合はツートップ、有本氏と百田氏である。下の人は悪い人はあまりいないのだ。ゆえにたちが悪い。
だから、信者たちは、自分たちが正しいと思っているから、例えば飯山さんたちへのネットテロもひるむことなく行えているのだろう。正しいと思っているから、やめろと言われても聞く耳持たないのだ。だから、延々と続ける。
こういう本人は正しいと思って残虐なことを行うというのが、この一見不可解にみえる行動のエンジンとなっている。彼らは真面目である人が多いであろうから、コツコツと自分の“職務”を遂行していく、一切ひるむことがない。結果悲劇的終局となるのだ。
やはりこう書いていくと、これは日本人特有で日本人にしか起きえないのかもなと思えてしまう。
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