何故栄えるものは必ず衰退するのか

世相

それは、良くないうちは良くしなきゃいけないというのが大衆の意見となり、そのためには身を切る改革もいとわないという世論となるので、大胆に改革に踏みきれ上昇していく。

だが一度良くなると、成功に貢献した人を功労者として、不利になる施策がしにくくなり、身を切る改革がやりにくくなるのだ。

そのため、大胆に改革ができず、功労者に有利に施策しかできず、衰退していくのだ。これを世間一般では、“腐敗”という。そして下のグループにどんどん抜かれていく。

日本の過去の30年がまさにこれである。いわゆる、“失われた30年”である。

最初のうちはこんなの日本人は優秀だからすぐに抜け出せるとみんな言っていた感じがするが、未だにこの有様である。

日本人は意外に腐敗に陥りやすい民族なのではないか?

何故かというと、優しいから功績者をおもんばかりすぎて、改革だからとスパッと切ることがやりづらいのではないか。

むしろ外国人の方がこういうスパッと切るのはできてしまうのかもしれない。

だからズルズルいってしまっているのかもしれない。

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