カルト状態になる心理状態とは、カルトというのは、何もカルト種の人が引き起こすとかではなく、特定の性質の人が作り上げていくものなのではないか。
まず、1つ目は、言えるのはどうやってしても自分の思い通りにしたがる人である。普通、人というのは、やりたいが社会の制約でできないから、折り合いをつけるとかあきらめるものであるのだが、どうやってもやってやりたいという性向の人がやるのだと思える。
さらに、そのためには、どんなことをしてでも達成したいという、法を破っても、人に迷惑をかけてでも、ルール違反を犯そうともという人だというのが2つ目。
あと、さらに上げるならば、3つ目として極度の負けず嫌いだということだ。才能のある負けず嫌いならば、普通に高い地位につき、幸せになり満たされるのでそうはならないだろうが、才能のない負けず嫌いはこうなる可能性があるように思う。
あと言えるのは、幼稚であるということではないか。年相応の精神年齢に達していないという。普通50近くもなったら、俺が俺がなんてならないもので、私はいいです、若い人がやった方がいいですよと、なるものだが、こういう人は、50、60になっても自分が中心でなくてはならないとか、単純にウザい、老害なのだがこういう傾向があると思う。これが4つ目。
あとは自分の都合の悪いことはないものとする。自分に都合のいいことだけ受け入れ、都合の悪いことはねじ曲げて解釈したり、ないものとして振る舞う。これが5つ目。
あとどう理屈をねじ曲げてでも自分は正しい、真っ当だと思いたがるところである。他人からしたら理屈になってないじゃんと思われても、強引に自分は正しいとし自分だけ満足するというものだ。これが6つ目。
この6つの特殊な、普通の人ととてつもなく違う性質の人間がカルト的なことをやらかす可能性が強いように思う。何も特別なカルト的人種がやらかすのではなく、こういう性質の人がやらかすということだろうと思える。
それにこういう人はなにもみんながカルト的集団を作り上げるわけではない。それは、組織を作るにも能力がないとできないからである。ではそういう能力のない人はどうするのかといえば、
自分の会社の中で派閥を作って行うとか、近所でそういうグループを作って特定の人をいじめるとか、家族の中で特定の人をいじめるとか、そういう種のことをするのだろうと思う。そういう人は結構ちまたにいるであろう。
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