人生を生きていくのに一番大事なものは何だろうか?
色々挙げる人はいるだろうが、 私は助けてもらえることではないか、と思う。
人は仮にどんな天才だとしても、窮地、逆境に陥るときはある、 そのときに助けてもらえる人は生きながらえることができる。
この人助けたいな、と思われる人である。
能力よりもこっちの方が大事なのではと思われる。
例えば、前大河ドラマで『どうする、家康』を放送していたが、 これは、 家康を最初はすごくない人として出発しているとのことである。
周りは有象無象の凄い人ばかりである、織田信長、豊臣秀吉、 武田信玄、上杉謙信などなど、他にもいっぱいいる。
そういった人たちの中で、色々ひどいことにあうのだが、
窮地に陥っても、ことごとく人に助けられる、部下などである。 こういう人は当時の戦国武将ではあまりいないのではないか。
そういう人間性、愛嬌を持っているのだろう。 だから部下にしたわれ、色々な局面で助けられたのではないか。
どんなに天才であっても、 窮地のときに誰も助けてくれなかったらそこで終わってしまう。 戦国時代のようなときだと、それは致命的になることだってある。
そして、すごい人たちはことごとく脱落していくのだが、 家康はこの競争に勝っていく。
私は色々な人を見てきたが、やはり中途半端に能力だけあっても、 自分はすごいんだとか鼻高々で、人の言うことを聞かないとか、 謙虚さがない人は大体脱落していってる。
そういう人は苦境に陥ると、それみたことかと、 いい気味だと思われ、 助けようと手を差しのべる人が出てこないのだろう。
やはり、人として真っ当であるように常に戒め、 天狗にならず謙虚であることが大事なのだろうと思える。
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