自分が上になったときに気をつけることは

自分が上になったときにその人の真価がでる。

例えば自分が上司であるときに、下の人をぞんざいに扱うと、ずっと自分が上であるとは限らないので立場がひっくり返ったときに、下だった人は今までの恨みを忘れてないので、ひどい扱いをされてしまう。

それだけでなく、人が何かしくじったときに、ギャンギャン言い立てて、さんざん叩くと、今度は自分がしくじったときに、いい気味だ、仕返しだとばかりにその人から見放されてしまうのだ。

人というのは常にいい状態にあることはなく、苦境にあうときがある。その苦しいときに、厳しくあたらず手を差しのべていれば、今度自分が苦しくなったときにその人は助けてくれるかもしれない。

だから、人が何かしくじっても、お前は悪い奴だ！という態度は取らない方がいいのかもしれない。もしかしたらそうしたのには何か理由があるかもしれないからだ。

そのことについてあまり知らないのにあいつは悪いやつだと決めつけた態度を取るのは、人として小さいのだろうなと思う。

地位が低い人、何かをしてしまった人にどういった態度を取るかでその人の真価、器が出てしまうように思う。

人間は完璧ではないのだから、人をギャンギャン言うのは、人としてどうかと思えてしまう。