報道としての新聞とかテレビが廃れていっているのは、これは今に始まったことではなく、
かなり前からであるのだが、それはマスコミは一切分析するということがほとんど全くできなくなってしまったからだ。
昔は、分析能力があり、NHKスペシャルとか名物番組があった。そういう有能な記者、スタッフがいたものなのだが、今はそういう番組はなく、NHKなんかそれをあきらめて、ただ事実を流してるだけの番組を堂々とやっている。
これでは誰も見ないだろう。
何故こうなってしまったのか。これは、私の体感では90年代頃からテレビ局とか新聞社の社員が入社して教育を受けるときに、多分その前だったら、分析のやり方教えるとか、分析をしましょうとか、
奨励していたのだろうと思うが、
多分しなくなって、分析しなくても済む方法とか、分析能力がなくても一人前風に済ませられるマニュアルみたいなのが
あって、その通りにして、有能だろうが無能だろうが一人前っぽくなれる雰囲気になっていったのではないか。
そういって時代が進むと、分析能力なんかなくても別にいいじゃん的空気になり、どんどんそういう人が少なくなっていって、今ではほとんどいない状態になってしまったのではないかと思われる。
そうしたことのツケなのだろう。
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