ホリエモンのやったことの意義

時事ネタ

世間のホリエモンに対するイメージというのは一般的に良くないのだろう。怪しいとか。そういう感じで。

有名なのは、フジテレビ買収問題である。この件も世間の印象は良くないのかもしれない。

でも、あれは何も悪くない。当時はテレビ業界は衰退期に入る直前で、あのタイミングで、ライブドアに買収されて、通信との融合をした方が、テレビ業界全体の衰退期から逃れられたかもしれないのだ。

今やテレビダッサというイメージで、若者はテレビはほとんど見ない状態でどうしようもない状態である。

企業というのは、新しい企業による買収などされた方が、コーポレートガバナンスがきいて、時代に適応ができるようになるのだ。

買収とはイメージが一般的に悪いがこういう効果があるのだ。それが真の経済行為なのであり、進化の道の一つなのだ。

(ちなみに日本のテレビ局というのは、系列の新聞社が親会社で株主で、新聞社は、法律により株式譲渡ができなくて株主が移行しないとのことである。[こんな法律は日本だけとのことである。])

もしそうなってたら、今みたいにテレビダッサとはなってなかったかもしれない。

現にフジテレビ買収問題の最後にホリエモンとフジテレビ上層部が会って、ホリエモンがフジテレビを買収してからのビジネスプランを話したら、フジテレビ側はそれは素晴らしいと感嘆していたという。

今のテレビ業界は停滞化していて、新しく改革などはできず、時代に適応できず、旧態依然としたままであるので、若者は見向きもせず、今は高齢者しかちゃんと見てないのではないか。

それに一石を投じようとしたホリエモンは本当はすごいのだが、それは我欲のためだけではなく、世の中のためと思っていたこともあったのだと思う。そのことを世間はあまり評価しようとしない。

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