頭の切れる人

人について
職場とかでたまに、頭の切れる人に遭遇することがある。
だが、人間力が伴っていない、こういう人というのは、一般的にうまくいくんじゃないの、と思われているが、
自分が今まで観察してきて、実はうまくいかない場合が多い、しくじってきた人も何人か見てきた。
何故なのだろうか?頭が良ければ、判断ミスはしないだろうから、失敗するはずがないと一見思えるのだが。
そうはならない場合が多い。判断というのは、頭と人間力の両方でするものだし、両方揃っていないと正しい判断はできないのだ。
頭の切れる人はもしかたら、学生時代から評判が高くて、社会に出ても安泰だろうと期待され送り出される、
だが、学校と社会とは全然違う、学校で優秀でも、実際仕事ができるかといえば、それは別問題である。
日本人はあまりそのことがよく分かっていない人が多い。
学校で教わるのは理屈なので、現実とは違う、現実は社会で経験を経ないと学習できないものである。
そういう人は得てしてプライドが高いので、学生時代の誉れ高かったときを忘れられず、捨てられず、こだわり、社会に出て一から学ぼうとすることができないのかもしれない。
だから、学生時代に教わった理屈に囚われ、社会で学ぶことがあまりできず、プライドが邪魔して、しくじることが多いのではないのか。
それで賢さに自信があるから、人間力の向上ができず、自分を過信するあまり、そんなこと自分には必要ないよと、
それでだめになるのではなかろうか。
頭の良さと人間力のバランスの悪い人はバランスの悪い判断しかできないものだ。
やはり、難易度の高い問題ほど、人間力が必要である。
やはり、頭の良さと人間力のバランスのある人がバランスのとれた判断ができるものだ。
だから、正しい判断をするのには、人間力が必要なのだ。
なので、人間力を養うというのは、そういった面でもプラスになるので、無駄にならないので、それはやっておいた方がいいと思う。
そういったことって、あまり学校はおろか、会社でも教えないのではないのか。
だから、今の日本はこういった頭でっかちの人ばかりなのではないのか。

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